Lightsail メトリクスについて

Lightsail

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今回はAmazon Lightsailにおいてのメトリクスについてを紹介します。

メトリクスとは

メトリクスとはデータを収集してデータ管理が出来るように加工したものです。

LightsailではCPUの使用率やトラフィックが確認出来ます。

簡単に説明すると、インスタンスの状態が確認できる場所です。

メトリクスの確認

作成してあるインスタンスをクリックします。

メトリクスタブに移動すると確認することが出来ます。

CPUの概要をクリックすると、バーストキャパシティやトラフィックの確認が出来ます。

メトリクスグラフの種類

CPU

CPUの使用率やバーストキャパシティを確認できます。

LightsailではCPU使用率が一定を超えるとバーストキャパシティを消費します。

※CPUバーストキャパシティとは使っていないCPU使用率を貯金できるものです。

バーストキャパシティがないとCPU使用率が一定を超えた時、サイトが重くなります。

※一番安いプランではCPU使用率5%が持続可能ゾーンです。

プランによって持続可能ゾーンが違いますが、高価なプランになるほど使用率が高くてもよくなります。

CPU使用率を確認し、自分にあったプランに変更しましょう。

ネットワークトラフィック

ネットワークトラフィック(ネットワーク上で転送されるデータの量)の確認が出来ます。

受信ネットワークトラフィックと送信ネットワークトラフィックが確認出来ますので、どれくらいのデータ転送が行われたかの確認に利用します。

ステータスチェック

システムステータスチェックとインスタンスステータスチェックの確認が出来ます。

0なら合格、1なら失敗です。

システムステータスチェックとは、インスタンスが実行されている基盤のチェックをしてます。

ネットワーク、ハードウェア、ソフトウェアの問題が原因でホストが応答しない場合にシステムステータスチェックが反応します。

インスタンスステータスチェックとは、OSレベルのエラーをチェックしてます。

OS起動の失敗、メモリの使い過ぎ、ディスクがいっぱいになった、CPUの使い過ぎなどが原因の場合にインスタンスステータスチェックが反応します。

インスタンスメタデータ

インスタンスメタデータとはインスタンスに関するデータです。

インスタンスID、IPアドレス、セキュリティグループなどが取得出来ます。

取得方法としては、Instance Metadata Service Version 1とInstance Metadata Service Version 2があります。

Instance Metadata Service Version 1の場合、インスタンスメタデータにアクセスするプロセスがあるかどうか確認出来ます。

Instance Metadata Service Version 2はトークン埋め込みのため、値は0となります。

セキュリティの観点からInstance Metadata Service Version 2を使用してください。

最後に

今回Amazon Lightsailにおいてのメトリクスについてを紹介させていただきました。

設定をしなくても確認が出来るのは嬉しいですが、メモリやディスクの使用率はCloudWatchを使用する必要があるので少し残念に思います。

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