LightsailのメトリクスをCloudWatchで監視する

Lightsail

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今回はAmazon LightsailのメトリクスをCloudWatchで監視する設定方法を紹介します。

IAMでユーザーを作成

IAMのページにてユーザーの追加をクリックします。

ユーザー名はわかりやすい名前をつけてください。

アクセスキー・プログラムによるアクセスにチェックをつけて次のステップをクリックします。

既存のポリシーを直接アタッチをクリックし、ポリシーのフィルタにCloudWatchAgentServerPolicyと入力します。

出てきたポリシーにチェックをつけ、次のステップをクリックします。

タグは追加しなくても問題ないので、必要な場合のみ追加してください。

今回はタグを追加しないので次のステップをクリックします。

最後の確認ですので、問題なければユーザーの作成をクリックします。

ユーザーが作成されました。

アクセスキーIDとシークレットアクセスキーは後ほど使用します。

メモ帳に保存しておくか、CSVをダウンロードしてください。

CloudWatchエージェント設定

Lightsailインスタンスのコンソールマークをクリックします。

CloudWatch エージェントソフトのダウンロード

コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。

wget https://s3.amazonaws.com/amazoncloudwatch-agent/debian/amd64/latest/amazon-cloudwatch-agent.deb

CloudWatch エージェントソフトのインストール

コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。

sudo dpkg -i -E ./amazon-cloudwatch-agent.deb

CloudWatchエージェントのプロファイル作成

コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。

profile以下はプロファイル名なので自由に変更してください。

sudo aws configure --profile AmazonCloudWatchAgent

入力すると、アクセスキーID、シークレットアクセスキー、リージョン、フォーマットを聞かれます。

先ほどメモ帳またはCSVに保存したアクセスキーを貼り付けてください。

リージョンにつきましては、東京リージョンのap-northeast-1にしておりますが、違う場所で作成してある場合は変更してください。

フォーマットは何も入力せずにEnterキーを押してください。

続けて、コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。

sudo /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-config-wizard

設定項目の質問がありますが、以下画像を参考に作成してください。

※何も入力されていない箇所はEnterキーを押しただけです

Program exits nowが最後になります。

プロファイル設定

コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。

sudo vim /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/etc/common-config.toml

vimが開きますので、iキーを押していただくとInsertモードに変更されます。

Insertモードは書き込みが可能になりますので、慎重に進めてください。

credentialsのコメントアウトを消し、以下を貼り付けます。

shared_credential_profile = "AmazonCloudWatchAgent"

貼り付けた後、Escキーを押すとInsertモードが解除されます。

Insertモードが解除された状態で:wqと入力しEnterキーを押してください。

これで設定完了となります。

CloudWatch エージェントの起動

コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。

sudo amazon-cloudwatch-agent-ctl -c file:/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/config.json -a fetch-config -s

CloudWatch監視設定

Cloudwatchのページに移動し、すべてのメトリクスをクリックするとCWAgentが追加されてます。

CWAgentをクリックします。

※Cloudwacth起動コマンドを入力してから少し経たないとCWAgentが出ないので注意してください

hostをクリックします。

mem_used_percentにチェックをつけます。

アラーム設定

Cloudwatchページのすべてのアラームに移動し、アラームの作成をクリックします。

しきい値の種類を静的、次の時を以上に選択します。

しきい値の定義では異常となる数値を入力してください。

入力が完了したら次へをクリックします。

新しいトピックを作成します。

トピック名を入力していただき、通知を受け取るEメールを入力してください。

入力が完了しましたらトピックの作成をクリックします。

既存のSNSトピックの通知送信先に、先ほど作成したトピックが追加されてますのでそちらを選択します。

アクションは何も変更せずに次へをクリックします。

アラーム名を入力し、次へをクリックします。

最後にプレビューと確認がありますが、問題なければアラームの作成をクリックします。

アラームの作成が出来ました。

※最初はデータ不足となりますのでしばらくして更新ボタンを押してください

サブスクリプションの通知が設定したEメールに届きますので、Confirm subscriptionをクリックすることを忘れないようにしてください。

最後に

今回はAmazon LightsailのメトリクスをCloudWatchで監視する設定方法を紹介しました。

Lightsail自体にもメトリクスの監視がありますので、CPU使用率などの監視はそちらに任せてどちらも利用する形にするのが良いと思います。

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