フェイス・ソリューション・テクノロジーズ株式会社 IS 本部 OS ユニットの HRです。一生遊んで暮らすをモットーに毎日仕事に勤しんでおります。
今回はAmazon LightsailのメトリクスをCloudWatchで監視する設定方法を紹介します。
IAMでユーザーを作成
IAMのページにてユーザーの追加をクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-230835-1024x188.png)
ユーザー名はわかりやすい名前をつけてください。
アクセスキー・プログラムによるアクセスにチェックをつけて次のステップをクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-230952-1024x540.png)
既存のポリシーを直接アタッチをクリックし、ポリシーのフィルタにCloudWatchAgentServerPolicyと入力します。
出てきたポリシーにチェックをつけ、次のステップをクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-231033-1024x597.png)
タグは追加しなくても問題ないので、必要な場合のみ追加してください。
今回はタグを追加しないので次のステップをクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-231119-1024x601.png)
最後の確認ですので、問題なければユーザーの作成をクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-231149-1024x635.png)
ユーザーが作成されました。
アクセスキーIDとシークレットアクセスキーは後ほど使用します。
メモ帳に保存しておくか、CSVをダウンロードしてください。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-231211-1024x609.png)
CloudWatchエージェント設定
Lightsailインスタンスのコンソールマークをクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-231402-1024x313.png)
CloudWatch エージェントソフトのダウンロード
コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。
wget https://s3.amazonaws.com/amazoncloudwatch-agent/debian/amd64/latest/amazon-cloudwatch-agent.deb
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-231537-1024x369.png)
CloudWatch エージェントソフトのインストール
コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。
sudo dpkg -i -E ./amazon-cloudwatch-agent.deb
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-231629-1024x219.png)
CloudWatchエージェントのプロファイル作成
コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。
profile以下はプロファイル名なので自由に変更してください。
sudo aws configure --profile AmazonCloudWatchAgent
入力すると、アクセスキーID、シークレットアクセスキー、リージョン、フォーマットを聞かれます。
先ほどメモ帳またはCSVに保存したアクセスキーを貼り付けてください。
リージョンにつきましては、東京リージョンのap-northeast-1にしておりますが、違う場所で作成してある場合は変更してください。
フォーマットは何も入力せずにEnterキーを押してください。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-231830.png)
続けて、コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。
sudo /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-config-wizard
設定項目の質問がありますが、以下画像を参考に作成してください。
※何も入力されていない箇所はEnterキーを押しただけです
Program exits nowが最後になります。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-232759-1024x554.png)
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-232854-1024x566.png)
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/e6e54ae58bfac9b0d8d7b43af7bf655b-1024x161.png)
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/af19a21b4d60713a36188759ebf1e484-1024x383.png)
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/638cefc51459504af69c565ea1291e56-1024x136.png)
プロファイル設定
コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。
sudo vim /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/etc/common-config.toml
vimが開きますので、iキーを押していただくとInsertモードに変更されます。
Insertモードは書き込みが可能になりますので、慎重に進めてください。
credentialsのコメントアウトを消し、以下を貼り付けます。
shared_credential_profile = "AmazonCloudWatchAgent"
貼り付けた後、Escキーを押すとInsertモードが解除されます。
Insertモードが解除された状態で:wqと入力しEnterキーを押してください。
これで設定完了となります。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-233642-1024x490.png)
CloudWatch エージェントの起動
コンソールに以下のコマンドを貼り付けします。
sudo amazon-cloudwatch-agent-ctl -c file:/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/config.json -a fetch-config -s
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-233737-1024x616.png)
CloudWatch監視設定
Cloudwatchのページに移動し、すべてのメトリクスをクリックするとCWAgentが追加されてます。
CWAgentをクリックします。
※Cloudwacth起動コマンドを入力してから少し経たないとCWAgentが出ないので注意してください
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-234317-1024x236.png)
hostをクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-234602-1024x235.png)
mem_used_percentにチェックをつけます。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/メモリ-1024x523.png)
アラーム設定
Cloudwatchページのすべてのアラームに移動し、アラームの作成をクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-234512-1-1024x282.png)
しきい値の種類を静的、次の時を以上に選択します。
しきい値の定義では異常となる数値を入力してください。
入力が完了したら次へをクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-234722.png)
新しいトピックを作成します。
トピック名を入力していただき、通知を受け取るEメールを入力してください。
入力が完了しましたらトピックの作成をクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-234920.png)
既存のSNSトピックの通知送信先に、先ほど作成したトピックが追加されてますのでそちらを選択します。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-234938.png)
アクションは何も変更せずに次へをクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-234955.png)
アラーム名を入力し、次へをクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-235019.png)
最後にプレビューと確認がありますが、問題なければアラームの作成をクリックします。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-235040.png)
アラームの作成が出来ました。
※最初はデータ不足となりますのでしばらくして更新ボタンを押してください
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-235428-1024x384.png)
サブスクリプションの通知が設定したEメールに届きますので、Confirm subscriptionをクリックすることを忘れないようにしてください。
![](https://staff-blog.faith-sol-tech.com/wp-content/uploads/2022/12/スクリーンショット-2022-12-19-235247.png)
最後に
今回はAmazon LightsailのメトリクスをCloudWatchで監視する設定方法を紹介しました。
Lightsail自体にもメトリクスの監視がありますので、CPU使用率などの監視はそちらに任せてどちらも利用する形にするのが良いと思います。
コメント