「組込システム開発」ユニットの紹介

在宅勤務により自宅にいる時間が長いので家族と一緒に居られる時間を多く楽しむこの頃。
どうも、「組込システム開発」ユニットの shige_chan です。よろしくお願いいたします。

今回、弊社での組み込み系の開発業務について、お話しできたらと思います。

携わる主な業務

各メーカーが提供するプロセッサ(MPU)で動くプログラムを、Windows上でテストしたい。
そんな異なるシステム上でのプログラムをテスト検証できるツールの一端の開発に携わっております。
いわゆるクロス開発でのテストツールですね。

テストするといっても、MPUとWindowsのCPUでは搭載されている機械語が異なります。
単純な四則演算命令であったとしても、それぞれの対応する機械語でしか動きません。
各MPUが搭載する機械語を、シミュレータで受け取り正しく動作させる必要があります。

・・・一筋縄ではいかないですね。

各MPUの仕様を理解して、レジスタ/命令/例外処理などをシミュレータで動作可能になるように作りこんでいきます。

置き換えが可能になったら、各MPU向けのクロスコンパイラより出力されるオブジェクトを検証ツールに読み込み、シミュレーションが可能となります。
もちろんオブジェクトを検証ツールに読み込むために、オブジェクトの解析が必要になりますが・・・。

そういった業務に携わっています。

業務内容はマニアックなところですね。
　加算命令なので入力1と入力2を加算したら期待した値を出力するか？
　オブジェクトを読み込んだら、シミュレータ上でうまく表示されない、なぜだ？
のようなことを考えてるわけです。

ゲーム開発のようにキャラクターが動くわけでもなく、数字との睨めっこなところもあります。
ですが幼少期からロジックなど考えるのが好きだった私には魅力的な業務ですね。

今回は、「組込システム開発」ユニットでの業務について簡単に紹介しました。
少々癖のある業務ではありますが、慣れると楽しいものです。

現在、「組込システム開発」ユニットで一緒に仕事をする仲間を募集してます。
興味のある方は、是非とも採用情報ページのほうをご覧ください。